派遣社員は特定の業務に専従するのが基本

派遣社員として工場で働くときには特定の業務だけを任されます。派遣社員はあくまで派遣会社の社員であって、実際に働く工場の社員ではありません。正社員の場合には工場の現場状況に応じて上長がいろいろな業務指示を出すことが多く、さまざまな種類の業務を臨機応変におこなわなければなりません。しかし、派遣社員は現場の上長からの指示があったとしても、派遣契約に基づいて業務を拒否できます。派遣契約をする時点で業務内容が明確になっていて、契約書に記載されている業務のみに従事するのが派遣社員の特徴です。一般的には製造にかかわる基本作業のことが多いですが、経験や能力に応じて強みを生かせる業務にだけ携われる仕組みになっています。

正社員と違って管理の仕事はほとんどない

派遣社員はあらゆる業務を担当できるわけではありません。工場側としては数か月から1年、2年くらいを見越して現場の運営に必要な人材を速やかに獲得する目的で派遣社員を起用しています。製造や検品などの実務が派遣社員の担当する業務として中心的です。品質管理や生産管理などの管理を伴う仕事を担うことはほとんどありません。新しい工場の立ち上げのときや、管理職の急な退職のときなどには派遣社員に一時的に管理業務を任せることもありますが、あまり一般的ではありません。責任が大きく、長期的に現場にいることが求められる業務は正社員が担います。したがって、派遣社員は工場での製品生産の実務にかかわる業務に限定されるのが一般的です。

埼玉の住み込みの派遣の仕事をすることによって、貯金を増やすことができます。それは家が付いているからです。